日本人ってナチュラルに中国人を下に見てるふしがあるよね




最近ふとしたキッカケで感じたんですけど、日本人てナチュラルに中国人を見下してる気がしてならないんですよね。

爆買いが話題になったときも、その成金っぷりや、中国人がいかに非常識だとかを小馬鹿にしたようなニュアンスで放送しているワイドショーを何度も目にしてきたわけですよ。

中国人は信用ならないとか、彼らの作るものは品質が低いだとか。

確かに環境問題とか食品に対する品質だとか、明らかにグローバルな基準に達していない部分もある。

でもそれはただ単に、玉石混交なだけなんじゃないかと思うんですよね。

中国の負の部分にだけ目を向けて、優れたところは認めない。

そんな人、すごく多い気がする。

中華スマホ(笑)とか、Samsungなんてただのパクリ企業だとか。

まぁSamsungは韓国企業だけど。

そんな人たちは、ドコモやauの基地局はファーウェイが提供していることすら知らないんじゃないかな。

中国企業がすでに日本の通信インフラの一部を担っていることを。

中国は日本を抜いて世界第二位の経済大国になった

ハリウッドの映画を観ればよく分かるんだけど、ひと昔前までは、アジアと言えば日本だったはず。

偽物の日本人(ほとんど中国人)を出してまで、日本という国を作品に登場させストーリーに落とし込んでいた。

出てくる電化製品なんてほとんどソニー。

ダイハードの舞台はナカトミビルディングだったし、ベストキッド(原題:KARATE KID)だってカラテがテーマだった。

それがリメイク作品じゃあ、どうなのよ?

タイトルはKARATE KIDのままなのに、空手はカンフーに変えられてしまっている始末。

おまけにダニエルの弱々しさはないし、ジェイデン・スミスなんて才能アリアリな感じがして、今イチのめりこめなかったし。

それは関係ないか。

すでにハリウッド映画に登場するアジア人は、ほとんどが中国人だといっても差し支えない程。

舞台もそのものが中国だったり、金持ちと言えばチャイニーズが出てくる。

明らかに日本の世界での立ち位置は変わったと思う。

時代はジャパニーズではなくチャイニーズなのだ。

なのに当の日本人達の中には、日本が本気を出せばいつでも中国なんて追いつける、なんて夢みたいなことを真剣に信じている人もいる。

だけど、そんな人に限って現実を見てないんだ。

例えば世界のスマホシェアランキング

国産のスマホと言えば、ソニーのXperiaだったり、シャープのAQUOS、富士通のarrowsがあるんだけれど、これらの製品が世界でどれだけ売れているかって知っていますか?

2016年世界のスマホシェアランキング

1位:Samsung

2位:アップル

3位:ファーウェイ

残念。

日本のメーカーは、10位以内に1社も入っていない。

IT機器における、今の日本の立ち位置なんてこんなもの。

メイドインジャパンなんてブランドはとっくの昔に崩壊しているのに、今だに日本製は優れているなんて思い込んでるおめでたい人も多いようだけれど。

なにもこれはスマホに限った話じゃなくて、液晶パネルだってそう。

10年前はシャープが世界一だったけど、今やその座は韓国メーカーLGに取って代わられちゃったり。

ユーザー目線とはかけ離れてるのは日本企業のある種の病なのかも

パソコンなんて目も当てられない。

国内メーカーのPCなんて企業が押し付けたいだけの必要のないアプリが山のように入っていて、パソコン買ったらまず最初にやることは、それらのアプリを削除すること。

なんの皮肉なんだって。

そもそも年賀状ソフトなんていらないし(笑)

職場の同僚は、パソコンを買うときは国内メーカーであることは譲れないらしい。

まぁ確かにひとそれぞれ判断する基準は違うから、それがいいとか悪いとかじゃないんだけど。

だけど、そもそもパソコンが国内メーカーである必要がどこにあるんだろう?っていう疑問は残るよね。

だって中の部品なんて、全てASUSとかの中華メーカーだったりSamsungのものでしょ?

RAMもストレージもマザーボードも。

CPUだってアメリカ企業。

もちろん製造なんてほとんどMade inChina。

メーカーロゴだけ日本企業のマークがついてるだけ。

国内メーカーが入り込む余地なんてキーボードかマウスくらいなもんで、ロジクールかバッファローが頑張ってるくらい。

そんなことも知らずに、割に合わない低スペックPCをHPやDELL、Leonovoの倍の値段で買っちゃうんだから。

NECなんて、もはやほとんどLenovo(中国企業)だし、NECの工場でサポートだって受けられる。

ガワのメーカーロゴのためだけに、何万円も余分に出す人が未だにいるってことは、ちょっとしたオドロキ。

そういう日本式の非合理的なものが世界では受け入れられない。

性能が低くて価格が高い日本メーカーのパソコンなんて、誰か買うのさ。
ブランド価値が下落した今ならなおさら。

まぁでも正直それは構わない、とは思う。

日本メーカーが潤うのは喜ばしいことだしね。

だけど世界で戦うのならそれは通用しない

日本人だけが未だにmaid in japanが世界で尊敬されていると思っている状態。

日本人だけが国産品に価値を感じ、お金を払っちゃう。

国産品が無条件で優れていると思っていて、中国製品は全てが低品質だと思っているから、そこで世界とのブランド価値のズレが生じちゃってるっていう感じね。

そのこと自体にほとんどの日本人が気づいていないようにも思える。

世界でも中国企業を甘く見ているのは日本人くらいなものだよ。

日本人だけがmade in japanの呪縛から逃れられないでいるんだから。

こういうこと言うとネトウヨみたいな人はものすごくムキになったりするんだけど、それだけ今の日本が崖っぷちにいるって事。

そこは素直に認めないと、スタートラインにすら立てないんじゃないのかな。

つまらない意地を張っている間に、中国の背中さえ見えなくなるんじゃないかって。

そりゃあ、日本のメーカーが元気になってくれることを願ってはいるんだけどさ。

なぜこんな事を言うかというと、最近のニュースで個人的に関心を引く出来事があったから。

ファーウェイが日本に工場を建設

きっかけはこちらのニュース。

華為が日本に通信機器大型工場 中国勢で初、技術吸収

スマホ・タブレット事業で躍進し、一躍世界のトップメーカーにまで躍り出たファーウェイ。

そのファーウェイが日本に通信機器大型工場を新設するとのこと。

中国企業が日本に本格的な工場を新設するのは初めてのことらしいです。

ナルホド!イマシッタ!

研究施設としては中国企業が日本に進出することは今までもあったんだけど、生産ってなると話は別。

ファーウェイも現時点で日本に研究施設を持っているけれど、製造拠点まで日本に作っちゃおうっていう事みたい。

早ければ年内にも工場を稼働させる予定だとか。

ここで気になるのが製造コストの話。

そしてナゼ今、日本への進出を始めたのかという事。

人件費の高い日本でやっていけるのか?っていう部分も気になるところ。

中国と日本の賃金格差はかつてないスピードで縮まっている

実は中国の賃金はこの15年間でおよそ4倍にまで上昇している。それに対し日本は年々平均所得は減り続けているんですよ。

まぁそれはみなさんが一番肌で感じてることだとは思うんですが。

ってことは、それはそのまま中国と日本との賃金格差が縮まってきたことを意味するわけで。

今後もこの流れが進んでいけば、人件費が逆転するなんて未来がくるのかもしれない。

さらに雇用条件に関してもちょっとした話題に。

ファーウェイの初任給月40万円が話題 「普通に就職したい」「優秀な人は流れていっちゃう」

リクナビ2018に掲載されたファーウェイ・ジャパンの求人広告によると、新卒で年収560万円以上の給与待遇で求人が出されていたとのこと。

日本での大卒初任給の平均は約20万円

月給だけでみてもほぼ倍なんですよね。

日本の企業にこれだけの金額を払う会社があるんですかね?

払える払えないとかじゃなくて、払う会社が、ってこと。

この好待遇の裏には

「日本の技術と人材を取り込み、日本や他の先進国で受注を増やす」

というファーウェイ側のこんな思惑があるそうで。

良い条件を提示しなければ優秀な人材は集まらない。

そんな当たり前のことを中国企業は分かっているけれど、日本企業は分かっていない。

もしくは分かっていても、お金は払いたくない。

なぜ中国企業との差がついたのかなんて、子どもでも分かりそうなもんですが。

今の日本の賃金制度は、年功序列を否定したところで、成果主義でさえない。

とにかく労働力を安く買いたたきたいってのが丸わかり。

それだけじゃなくて、知識や技術までもお金を払うに値しないと考える経営者が多い。

目に見えないものや技術に対してお金を払うことができない日本企業は、これからのグローバル競争の中ではあっという間に埋もれていってしまうんじゃないだろうか?

いやー心配。

中国人が日本人を雇う時代

中国企業が日本人を雇う時代が、本格的にすぐそこまで来ているっていう事実。

このことについて我々日本人はもっと危機感を持つべきだと思うんですよね。

もちろん一部の優秀な人たちは、とっくの昔にそんなことには気付いているはず。

だけどそれが日本社会全体にまで浸透する頃には、すでに手遅れになっている可能性が高いんじゃないかとも思うってしまう。

日本人がナチュラルに中国人を下に見てるあいだ、彼らはあらゆるものをコピーし、盗み、自分のものにし、結果、オリジナルを超え偽物を本物に換えていく。

果たして今の日本人にそんな芸当が出来るんでしょうかね?

もちろん日本が好きだから、日本にはもっと頑張ってほしい

ここまで書いてしまうと、半日左翼野郎に思えるかもしれないが、自分としては割とフラットな思想だと思っている。

もちろん日本には頑張ってほしいし、中国に抜かれてしまったことは悔しいと思っていますよ、ちゃんと!

だけど、現状は彼らの優秀さを日本人が認めていないような気がして、それを認めたうえで土俵につかないと、彼らには勝てないと思うんですよね。

だから今後も僕は、自分が欲しいと思ったもの、魅力を感じたものを買っていく方針に変わりなし。

現に僕の今のスマホはファーウェイ製のものですからね。

日本企業を応援するなら、日本製品を買えっていう意見も当然あると思うけれど、Noを突きつけることも必要なんだと思う。

結局そんなことしたってグローバルで勝つ力や視点は身につかないよね、きっと。

それに、今の国産スマホが同価格帯で勝負したところで、果たしてファーウェイに勝てる機種なんてある?

ないない。

純粋に製品の品質や魅力で勝負していかなきゃ、今後も日本に勝ち目はなさそうなんだよね。

だから、日本式の非合理的な体質を早急に見直していかなきゃ、中国どころか他の新興国にさえ立場を脅かされるんじゃないかって、しがない三流サラリーマンが夜も眠れないほど考えているっていう話。

そんだけ。