【格安SIM丸わかり】今さら聞けない格安SIMの13の疑問

最近なにかと話題の格安SIM。

安くなると分かっていても格安SIMへの乗り換えにはおよび腰…。そんな人僕の周りにもたくさんいます。

意外とハッキリした理由もなく、なんとなく「キャリア以外に乗り換えるのが不安」「難しそう」「なんかちょっと怪しいよね」といった、知らないことからくる誤解も多いような。

でも一番の理由はずばり「なんとなく」たぶんコレです。

そんなただの『なんとなく』を『なんとなく分かった』に変えるため、てっとり早く「格安SIMって何?」っていう疑問を解説してまとめてみました。

コレを読めば、格安SIMが丸分かり!

Q1.格安SIMって何?

格安SIMとは、3大キャリアのdocomo・au・softbank以外の、MVNOと呼ばれる通信業者が提供するSIMカードのこと。

今使っているスマホに挿さっているSIMカードと入れ替えることで、格安スマホとして使用できるようになります。

キャリアのスマホ代ってどんどん高額になって、利用者の生活を圧迫するほどの負担になっています。

そこで少しでも負担を減らすよう、総務省が利用者に安く使える選択肢を与えるために推し進めているのが格安SIM。

格安SIMは決して怪しい新規事業なんかじゃなくて、国をあげてスマホ料金を見直すキッカケとして誕生したものなんですよね。

Q2.格安SIMと格安スマホはどう違うの?

格安スマホとは、SIMフリースマホに格安SIMを挿して利用するスマホのことを言います。

・SIMフリースマホ+格安SIM=格安スマホ

こんな感じ。

その為、SIMフリースマホをキャリアで契約して使用する場合は格安スマホとは呼びません。

Q3.MVNOってなんのこと?

MVNOとは仮想移動体通信事業者(かそういどうたいつうしんじぎょうしゃ、英語: Mobile Virtual Network Operator)の頭文字を取ったものを通称MVNOと呼びます。

auやdocomoから通信回線をレンタルして、格安でユーザーに提供している通信業者のことをMVNOと呼びます。

※格安SIMの提供イメージ

簡単に言えば格安SIMを提供している企業のことをMVNOと考えてもらえばOK。

主なMVNO事業者

  • 楽天モバイル
  • イオンモバイル
  • mineo(マイネオ)
  • LINEモバイル
  • TONEモバイル


など

Q4.格安SIMのSIMって何?

SIMとはSIMカードを略した呼び方で、スマホ本体に入っている小さなICチップカードのことを指します。

SIMカードには契約者情報や電話番号などの大切な情報が記録されており、スマホを使う上でなくてはならないものです。

SIMカードには3タイプあり、各スマホに適合するサイズを選択し申し込みます。

標準SIM

3つのSIMカードの中で最も大きなサイズのカードです。microSIM登場以前は、主流として利用されていた為「標準SIM」と呼ばれます。最近は低価格帯の格安スマホで採用されていることがある程度になっています。

microSIM

標準SIMよりも一回り小さくなったものがmicroSIMです。iPhoneは4/4SまでがmicroSIMを採用しています。2~3年前までのAndoroid端末や、普及価格帯の多くの格安スマホで用いられています。

nanoSIM

SIMカードの中で最も小さいサイズがnanoSIMです。iPhoneに関しては5以降すべてのラインナップにnanoSIMが採用されています。AndoridもXperiaはZ3以降がnanoSIMが採用されています。今後の主流になるであろうSIMカードです。

Q5.格安SIMでどのくらい安くなるの?

一般的なキャリアのプランは8,000円ほどです。

格安SIM利用者の平均月額料金は2,957円です。キャリアとの差額は月額で5,000円。年間6万円の節約ができる計算です。

家計の中にはさまざまな出費がありますが、通信費ほど大きく節約ができるものはありません。

水道代、電気代にガソリン代。どれだけがんばって節約してもせいぜい数百円です。しかし格安SIMなら4人家族なら年間で24万円もの節約になります。

たった一度簡単な手続きをするだけで24万円の節約です。

こんなにオトクな格安SIMを利用しない手はないハズ!

Q6.なぜ格安SIMはそんなに安いの?

安いものには裏があると思ってしまいがちですよね。

もちろん格安SIMが安く提供できることには理由があります。しかしそれは品質が悪いとかそういったネガティブな理由からではありません。

格安SIMがリーズナブルな料金で提供できるのには以下のような理由です。

  • 通信回線をレンタルするので自社で用意する必要がないので、設備投資がかからない。
  • 主にネットで集客するので広告費があまりかからない
  • 実店舗をあまり持たず、サポートもチャットや電話がメインなので人件費を節約できる
  • シンプルな運営スタイルやプラン設計なので無駄を省ける

大手キャリアから回線をレンタルするので自社で設備を用意する必要がないため、設備投資や人件費を抑える事ができます。また集客もネットが中心ですので広告費などを抑えることで、ユーザーに格安での提供が可能になっています。

Q7.申し込み方法は?

格安SIMへの申し込みは方法は3つの方法があります。

  • 格安SIMのサイトからネットで申し込み
  • 格安SIMの実店舗
  • 取り扱いのある家電量販店


最も利用されている方法はネットからの手続きです。

キャリアの契約ですと店舗へ行き整理券を取り、その上何時間も待たされる。誰もがある経験ではないでしょうか?

格安SIMは各MVNOのサイトから申し込むことができますので、好きなタイミングで、空いた時間に申し込みができますので無駄な時間が発生しません。

申し込み自体も、ネットショッピングで会員登録をしたことがある人なら同じような感覚でできますので、特別難しいということもありません。時間も10分~15分あれば十分です。

他のサイトの会員登録と違うのは、本人確認書類のアップロードが必要な点です。

Q8.電話番号そのままで乗り換えできる?

ほぼすべての格安SIMでMNP(電話番号そのまま乗り換え)による乗り換えができます。

MNPをする場合は現在利用中のキャリアでMNP予約番号発行してもらう必要があります。

MNP予約番号の発行手順

利用しているキャリアに電話をし「MNP予約番号を発行してください」と告げます。


・ドコモの場合

0120-800-000に電話(受付時間9:00~20:00)

・auの場合

0077-75470に電話(受付時間9:00~20:00)

・ソフトバンクの場合

0800-100-5533に電話(受付時間9:00~20:00)

Q9.乗り換えに必要なものは?

乗り換えに必要なものは以下の3点です。

  • 本人確認書類
  • MNP予約番号
  • クレジットカード


有効な本人確認書類は以下のものになります。

運転免許所、運転経歴証明書、日本国パスポート+補助書類、在留カード、特別永住者証明書、住民基本台帳カード、健康保険証+補助書類、後期高齢者医療被保険者証+補助書類、届出避難場所証明書、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保険福祉手帳、特定疾患医療受給証+補助書類、特定疾患医療登録者証+補助書類

MNP予約番号は電話番号そのままで乗り換える際に、現在利用中のキャリアで発行してもらう必要があります。

ほとんどの格安SIMで支払方法はクレジットカードのみ。口座引き落としに対応している格安SIMはごくわずかですので、クレジットカードを持っていない人は事前に用意しておく必要があります。

Q9.メールアドレスはどうなるの?

・docomo…@docomo.ne.jp

・au…@ezweb.ne.jp

・softbank…@softbank.ne.jp

これらの各キャリアごとのドメインを持ったメールが使えなくなります。

キャリアメ-ルの代わりにGmailやYahooメールなどのフリーメールを利用することで代用することができます。

また独自でメールアドレスを発行する格安SIMもあります。ほぼキャリアメールとそん色なく使うことができますが今後乗り換えをする可能性を考えるとフリーメールに移行しておくのが最も効率が良いと言えます。

Q10.通話品質は大丈夫?

格安SIMは大手キャリア(docomo・au)からレンタル回線を使っているので、通話品質はキャリアと変わりません。

通話エリアもレンタル先の回線と変わりませんので、キャリアと同じエリアで使うことができます。

Q11.通信速度は遅くないの?

結論から言うとキャリアよりも安定感に欠けます。

多くの人が使う時間帯、主に通勤時間やランチタイムなどは回線が混み合い通常時よりも速度が低下することがあります。

確かに速度は落ちますが、webの閲覧やSNS、メールなどスマホの普段使いに困るような速度低下はほとんどありません。

波があるというだけで、通信速度自体が著しく落ちるというわけではありません。

注意が必要なのは、高画質な動画の閲覧や、ゲームデータのアップデートなどの大容量のデータを扱うような場合です。

しかしモバイル通信で大容量データを扱うこと自体オススメしませんので、なるべくWi-Fiを利用するなど工夫しましょう。

日常的な使いかたであればほとんで困ることはありません。

Q12.乗り換えで使えない期間はないの?

スマホは生活必需品ですから、使えない期間があったら困るという人がほとんどだと思います。

そんなニーズに応え、不通期間のないMVNOは日々増加して、多くのMVNOが不通期間のない即日開通が可能です。

即日開通に対応したMVNOは、自分の好きなタイミングでSIMの切り替えを行うことができます。SIMカード到着後、都合の良いタイミングでWEBからの手続きか、指定のコールセンターに電話をすることで回線の切り替えが行えます。

実質的に通話できない時間はありません。

Q13.今使っているスマホは使えるの?

MVNOには大きく分けて2種類あります。
docomoの回線を使用している会社と、auの回線を使用している会社です。

キャリアで契約したスマホにはSIMロックがかけられています。

SIMロックとは、異なるキャリアのSIMカードが使用できないよう掛けられたロックのこと。

今持っているスマホを格安SIMで使いたい場合には、ドコモの端末ならドコモ系MVNOを、auの端末ならau系MVNOを選択する必要があります。

ほとんどのMVNOはドコモ回線を利用していますので、ドコモの端末のお使いの人はSIMロック解除の必要性は低いと言えます。

下のMVNO以外はすべてドコモ回線を使用しています。

au回線を使用したMVNO

  • UQモバイル
  • maineo(マイネオ)
  • fiimo(フィーモ)
  • J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)
  • TikiTiki(Tikimo)


※UQモバイル以外はドコモ・auどちらの回線も選べるマルチキャリア対応です。

まとめ

格安SIMに乗り変えたいけど、よく分からない。

しかし知ってしまえば意外と『なんだ、こんなかとか』と思うこともあったと思います。

それでも今はまだ得体の知れないものとしての扱いがある事は否めない事実でもあります。

しかしそんな先入観に捕らわれていては、ホントにおトクなものを見逃してしまいます。

無知からくる損失を最小限に抑えなければ、これからの時代を生き抜いていけません。

是非参考にしてみてください。

※項目は随時更新していきます。