LG LED ポータブル プロジェクター PF50KS

ずっと37インチのテレビでゲームや映画を楽しんでいたのですが、やはりもっと大画面でコンテンツを堪能したい!と思い、念願だったプロジェクターを購入しました。

購入した機種はLGから発売されている「PF50KS」というポータブルプロジェクター。比較的安価でありながら、いろんな機能がてんこ盛りの結構すごいやつです。

プロジェクターは大画面TVとは似て非なるもの

まず、プロジェクターを導入した最初の感想としては、TVとは別世界のものだということ。

50インチくらいの4Kテレビがリーズナブルな価格で手に入るようになった今、あえてプロジェクターという選択はちょっと趣味性が高すぎるような気するけど,、両者が映像を観るということに関しては共通であっても、実際に使用してみると似て非なるものだという事に気づきます。

これはもうシンプルに100インチと50インチの差なんでしょうが、映像の没入感が全く違います。

大画面TVはあくまでTV(当たり前だけど)で、プロジェクターはそのまま映画館!って感じ。

やっぱり100インチのサイズ感は圧倒的。

生活がちょっとリッチになったような気がするくらい、大きな変化が感じられる。これが6万円くらいで買えるんだから、いい時代。

PF50KSの購入理由&おすすめポイント

はじめてのプロジェクターだったので、最初は低価格な中華プロジェクターでもいいのかな?なんて考えていたのだけど、調べていくうちに分かったのは台形補正に難があったり駆動音が大きかったりと、やはりそれなりの不備というか機能不足みたいなものがあるということ。

そうそう買い替えるものでもないだろうし、やはりそこそこのものを買わなければいけないかと思い直し、日々プロジェクターを物色し目についたのがPF50KSでした。

ざっと特徴を挙げると

  • フルHDのネイティブ解像度
  • 重さ1kg
  • バッテリー内蔵で2.5時間駆動
  • LEDランプ寿命は30000時間
  • Netflix、YouTubeアプリ搭載
  • Bluetooth搭載

こんな感じで、プロジェクターを気軽に楽しむための機能・装備がてんこ盛り。6万円で収まるお手頃価格もうれしい。

フルHDの解像度

せっかくプロジェクターを導入するんだし、できるだけ綺麗な映像で鑑賞したいと考えてはいたのですが、4k(偽4k含む)プロジェクターはまだまだ高価で、手が出せる価格ではなかったです。では、比較的安価なハーフHD機はどうかということになるけれど、ゲーム使用において解像度不足(小さな文字が潰れないか?)が心配でイマイチ。

そうなると必然的にフルHD機に目が向くわけで、それでもだいたい10万円前後からの物が多くそれなりの値段だなあと。

『やっぱプロジェクター高いわ』

なんて思って諦めかけてたとこ、6万円を切る価格でネイティブフルHDを実現するPF50KSの存在はまさに渡りに船の存在。

とはいえ、どうやらPF50KSは”画素ずらしの偽フルHD“という方式らしい(不確かな情報だけど)ようで、実際の解像度は1920×1080ではなく1368×768とのこと。画素をずらすことで疑似的にフルHDを出力しているそう。

技術的なことは正直言って良くわからないけれど、表示される画がキレイなら理屈はどうでもいい。

偽フルHDでも十分な画質

なんとなく「偽っ!」って言われちゃうと、ネガティブな印象を持ってしまいがち。

ところがセッティングをして、いざ投影してみると

映し出された映像は結構いい感じ。

ゲームの小さな文字も潰れずにしっかり読み取ることができるし、字幕のドットも目立たずなめらかに表示されているので、少なくともフルHD相当の解像度は持ち合わせているような気がする。

個人的には偽であろうとなかろうと、これだけ映ればまったくもって問題なしです。

持ち運びも自由自在

持ち運べる!

この一点においてだけでも、本機を選ぶ価値があったなあと感じています。

プロジェクターってドシっと設置場所を決めて「動かざること山の如し」的なものだとイメージしていたのですが、PF50KSを使用して完全にその先入観が覆されました。

わずか1kgの重量で筐体もとてもコンパクト。その上バッテリーも内蔵されているので、短時間の使用なら電源さえ必要なし。

今のところ屋外に持ち運ぶような機会はないけれど、自宅であっちこっち持っていくことができるのは思った以上に便利。我が家は1階リビング、母の部屋、2階リビング、寝室などが日替わりで映画館になっています。

一緒に購入したミニ三脚をセットすれば設置も簡単で、天井投影もできてから子供たちも喜んでます。

Bluetooth搭載がナイス

もちろんポータブルプロジェクターなので、持ち運べることそれ自体には何の不思議もないのだけど、PF50KSには”持ち運ぶこと“の利便性をアップさせるスマートな機能が備わっていることも大きなポイント。

Bluetoothもそのひとつ。

せっかくの大画面なんだし、それに負けないくらいのサウンドも求めたいところなんですが、本格的なホームシアターの導入はスピーカーの配線がごちゃごちゃしてしまいがち。

かといってプロジェクターの内蔵スピーカーはおまけ程度のものなので、積極的に使う気にはなれないんですよね。

でもPF50KSにはBluetooth機能搭載されてるので、スピーカーを無線接続することで手軽に音質アップすることができます。

意外とBluetooth機能がついたプロジェクターって少ないんですよね。だからそれだけでも相当機種が絞られてきます。

もちろんトランスミッターなどを使えば、たいていのプロジェクターにBluetooth機能を実装することは可能なんだけど、やはり内蔵されている方が見た目も機能性もスマート。

YAS108サウンドバーを接続

本機と同時に購入したのがYAMAHAから発売されているサウンドバーYAS108です。

もちろん無線接続なので、余分なケーブルがなく取り回しは抜群。持ち運びもコンセントを抜いてひょいと運ぶだけですので、家の中の移動なら楽々こなすことができます。

本当に一本のスピーカーで鳴らしているのか?と思うほどのサラウンド感を感じることができるのは驚き。

さすがに「音が後ろから聞こえる」というまでのことはないけれど、音が空間に浮いているような、包み込んでいるような音場はハッキリと感じることができます。

遅延も問題なし

ただしBluetooth接続で心配なのが音声の遅延。無線接続である以上遅延はつきものですが、肝心なのはどの程度の遅延なのか?ということ。明らかに映像と音声がズレているような場合は、違和感が先立って映画どころでもないですし。

早速YAS108を接続して映画を観てみると、違和感を感じるほどではないものの若干の遅延があることを確認できました。

本機はそのあたりの対策もバッチリで、備わっているAVシンク機能を設定することで、無線接続の遅延を解消することができます。

効果は小、中、高の3段階から選択。我が家の環境では”中“の設定で違和感のない音声再生をすることができました。

WebOS搭載

PF50KSにはLG謹製のWebOSが搭載されていて、専用のストアから様々なアプリをダウンロードすることができます。

NetflixとYouTubeアプリはデフォルトでインストールされていますので、外部機器の接続なしに様々なコンテンツを楽しむことができるのは大きなメリットかと。

バッテリーも内蔵(最大2.5時間)だから、ネット環境とプロジェクター本体さえあればどこでも映画館にすることができる手軽さはほんと便利。

プライムビデオとHuluは非搭載

でもちょっと残念なことに、プライムビデオとHuluアプリには対応していませんので、それらのコンテンツを楽しむためにはAmazon Fire Stickなどの接続機器が必要になるので注意が必要です。

このあたりに関しては、今後のアップデートに期待と言ったところですね。

Fire Stick TVはPF50KSのUSB端子から電源を取ることができるので、かさばるACアダプターも必要なくスッキリと接続できることもさりげなくうれしいポイント。

気になる点

個人的には特に気になるところもなく楽しんでいますが、使い方によっては注意しておきたいポイントもありますので参考程までに書き留めておきます。

明るさ(ルーメン)は控えめ

プロジェクターの明るさを表すルーメンは”600ルーメン“。据え置きの機種(20000〜3,000ルーメンくらいが多い)に比べると控えめな明るさ。

というのも本機はLED光源で、その性質としてランプ寿命が長い(30000時間)代わりに明るいルーメンを実現することが不得手な特徴があるそうです。

しかし、600ルーメンとは言っても、ある程度遮光された部屋なら日中でもそれなりにしっかり映ってくれますので、あまり神経質になる必要はないかと。

そもそも僕自身はプロジェクターを明るい環境で視聴するつもりはなかったので、まったく問題ではありませんでした。

それに部屋を真っ暗くして観たほうが、なんか映画館ぽくて好きなので。

リビングでテレビ変わりの使用を想定される場合には注意が必要。

設置場所は事前に確認すべし

PF50KSには台形補正が実装されているのですが、効き目があるのは上下に対する補正のみ。横からの補正には対応していないので、歪みない映像を映すためには、プロジェクターをスクリーンに対して真正面から投影する必要があります。

ズーム機能も付いていないので、投影サイズはそのまま距離に比例することになります。簡単に言うとスクリーンから離れるほど画面は大きくなるし、近くなるほど小さくなるという事ですね。

真正面から投影するスペースがあるかどうか?設置場所から計算してどの程度の投影サイズになるのか?この辺りの事は事前に確認しておくと失敗なく楽しめると思います。

まとめ

ほぼケーブルレスで設置することがきるPF50KSは、プロジェクター導入のハードルをぐっと下げてくれるプロジェクターデビューに最適な機種でした。

少なくとも自分の用途にはベストマッチ。

おかげでPF50KSを購入してからというもの、我が家の土日は毎週映画館になっています。

手の届きやすい価格だし、下手に大きめのテレビを買うよりいいかも。